帰ろう

 

あなたは夕日に溶けて
わたしは夜明に消えて
もう二度と 交わらないのなら
それが運命だね

 

あなたは灯ともして
わたしは光もとめて
怖くはない 失うものなどない
最初から何も持ってない

 

それじゃ それじゃ またね
少年の瞳は汚れ
5時の鐘は鳴り響けど もう聞こえない
それじゃ それじゃ まるで
全部 終わったみたいだね
大間違い 先は長い 忘れないから

 

 

ああ 全て忘れて帰ろう
ああ 全て流して帰ろう
あの傷は疼けど この渇き癒えねど
もうどうでもいいの 吹き飛ばそう

 

さわやかな風と帰ろう
やさしく降る雨と帰ろう
憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

 

 

あなたは弱音を吐いて
わたしは未練こぼして
最後くらい 神様でいさせて
だって これじゃ人間だ

 

わたしのいない世界を
上から眺めていても
何一つ 変わらず回るから
少し背中が軽くなった

 

それじゃ それじゃ またね
国道沿い前で別れ
続く町の喧騒 後目に一人行く
ください ください ばっかで
何も あげられなかったね
生きてきた 意味なんか 分からないまま

 

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう

 

待ってるからさ、もう帰ろう
幸せ絶えぬ場所、帰ろう
去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物 手放そう

 

憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

 

あぁ今日からどう生きてこう

 

 

藤井 風  帰ろう

 

 

HOMAREです。

 

ご来店されたお客様から、教えていただいた
藤井 風の「帰ろう」。

リクエストに答えて、サロンで流しながら
シャンプーしてたら、情景が浮かび
目頭が熱くなりました。

 

若干24歳で、こんな詩が書けますか?
素晴らしい。 凄い逸材だ。

 

少しずつ、触れていこう。

 

 

 

空が好き。

diaryの空画像は、すべて僕が撮ったものです。

インスタグラムで、撮った空をたくさん上げていたら
「空を見上げることが多くなりました」って
メッセージもらった。

 

そうそう、見上げてみてね。

気持ちいいよ。