かおりの話

雨が続くね。

 

 

お客さまから
「9月の関東、30日以上雨だって。。。」
「いやんなっちゃうよね」

「ですね。。 葉物も高いし。
太陽が恋しいですよね」

 

 

新海誠監督の作品「天気の子」でも
ずっと雨が降り注いでたね。

 

あの作品で印象的だったシーン。

 

「入道雲ひとつに湖ぐらいの水が含まれていてさ」
「空は海よりもずっと深い道の世界なんだよ」

 

きちんと調べてみたら、本当に発達した積乱雲には
最大で約600万トンの水が含まれているんだって。
凄いことよ。。

 

台風26号が過ぎた来週には
やっと晴天が見られるようだ。

雨は嫌いじゃ無いけど
寝る時も目が覚めても
曇り〜雨だとさ、気が滅入るよね。。

 

別所哲也さんがラジオでいう
「ご機嫌は自分で作るもの」って
わかっていてもね。。

 

あ〜青空が見たい。

 

 

 

本題。

 

季節の変わり目には
必ず五感に感じるお知らせが来るよね。

 

 

今であれば

セミの声からコウロギや虫の声へ。
目が覚めて窓開けたら、ひんやりとした空気。
早めに傾く日差しが濃いめのオレンジ色へ。
スーパーの商品棚の色が肌茶色のキノコに。
どこなのか、甘い金木犀のかおり。

 

 

 

うんうん。
感じるよね。

 

 

 

 

先日、お客さまのお嬢さんが
アプリで出会いを探している話を聞いた。

 

可愛い子なので、けっこうたくさんマッチング
しているみたいで、その中でお茶したり、
時間を共有するとても良い人がいて
でも、気になることがあって。

 

それは。

 

「匂いが合わない」

 

体臭なのか、その人がいる環境、生活臭なのか?

 

結局、断ったそうだ。

 

 

 

婚活を勧めているカウンセラーらしき人に
興味深い話を聞いたことがある。

 

 

同じ白のTシャツを10枚
それぞれ違う10人の人に着てもらう。

そして誰が着たのかわからないようにして
脱いだTシャツの匂いを嗅いでみる。

その人にとって1番心地良く感じる匂いを持つ人が
生涯無理なく過ごせるパートナーになり得る人だと。

 

 

なるほど。。
興味深い話だ。

 

 

 

 

 

 

僕は、ニャンコ3人と暮らしているんだけど
いつもクンクン匂いを嗅ぐのね。

 

 

 

安全か?
安心か?
否か?

動物は自分の命に関わることを
嗅覚で判断するよね。

 

 

 

 

以前のダイアリーにも書いたけど
僕は、香りが好き。

 

極端なこと言うと
ファッション、身だしなみ以上に
香りが重要で
最大のモチベーションアップになると思っている。

 

思い返せば、パリ修行時代に過ごした
あの独特な街の匂いに、良い意味で
ヤラレてしまった。

 

 

 

 

中学の修学旅行で京都に行った時
お寺の線香。
立ち寄った「新京極」のお土産屋さんの匂い袋。

 

あれは小学校5年。
初恋だった隣の女の子が
筆箱を忘れて、僕が鉛筆と消しゴムを貸したのね。

翌朝、柔らかいハンカチに丁寧に包んで
返してくれて。

その包みが本当いい匂いがして。
多分お母さんの香水をつけてきたんだろうね。

しばらく僕の宝物でしたぜ!笑
(今でも思い出す香り)

 

 

 

 

もっと思い返せば
幼少期に感じていた母の香り。

母は化粧品の販売もやっていたので
そばにいる時、いない時(残り香)
淡いパウダーの香りが、心切なく感じていた。

 

美容師になったのもそれが理由のひとつ。

大人になって母から

「ホマレ君がつけてる香水なに?
使わなくなったら私にちょうだい」って言われ
残り半分のボトルをあげた思い出がある。

 

母の告別式の時
その香水を棺に入れたよ。

 

 

年齢重ねると
加齢臭や生活臭が出てくるでしょう。
タンスにしまい込んだような。
古本屋のような。

目に見えないから
不快と思われないように
意識しないとだね。

 

 

 

 

これからもっと、世の中はAIが主導していき
人間がもっともっと便利に慣れてしまい
無機質な表情になるんだろな。

土の匂い、葉っぱの青臭さや
天日干ししたリネンのパリッとした肌触りなど
感じられなくなるのかな?

 

生きている限り
そんな感覚を大切にしていきたい。

 

 

9月が終わる。
今年もあと3ヶ月。

大切にしていこう。