残すもの 残っていくもの

HOMAREです。

 

関東圏は、梅雨入りしました。

 

晴れ男の僕ですが
雨も嫌いではありません。

 

 

雨の匂い、雨おと、雨のツヤ

雨のグレーな世界
それに反して明るめのレインコート、雨靴

水溜り、車のワイパー、田んぼ、雨の波状
水滴をしっかり溜めた蜘蛛の巣

 

ねっ。
捉え方や見方次第で素敵でしょう。

 

でも、やっぱり晴れると嬉しいよね。

 

梅雨時の1ヶ月
どう過ごそうかな。

 

 

雨の休日
今、福島に旅して
このダイヤリー書いてます。

 

 

以前も書いたけど
今、浜松の実家を建て直ししてる。

 

50年以上も経った
中途半端な、古い昭和の建物は
見かけ以上に老朽化が進んでいて
兄曰く
「傾いてるよ! 地震があったら
いつ倒れてもおかしくない。。」

 

 

母が施設に入り
実家は次男の兄ひとりだけ。
(長男の兄は、近くのマンション暮し)

良く考えれば
あと、20〜30年
ここに住めるのだろうか?

いっそうのこと
土地を売却し、小さなマンションで
暮らせれば、いろんな意味で
安心なのでは?

兄とリモートで(笑)
家族会議をしてね

結論は

「両親が,僕たちに残してくれた
土地、財産はやっぱりここに在るべきだね」
って答えが出ました。

 

嬉しいな。
嬉しい。

 

僕の部屋も、作ってくれるのも
嬉しい。

帰れる場所
心の拠り所がある。

 

この梅雨場と
真夏の乗り越えて
9月16日(土)引き渡し。

 

ヘーベルハウスにした。
これが完成図。

 

楽しみだな。
嬉しい。

 

両親が残したものを
これからも残していく。

 

アンティーク好きな僕は
100年も
200年も
それ以上、残っているものには
いのちが宿っているって思うんだ。

 

いのちが無いものは
朽ち果てて忘れられて存在しない。

 

だから、今ここに残っているものって
魅力的で意味あるものだと思うのです。

 

 

うんうん、人と同じなんだね。
人も、ものも、どういうストーリーで
今、存在しているのか。

とても大切なことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな雨の日には
寺田十三夫さんの「雨」って
楽曲を口ずさむ。
(11曲めね)

今から、51年前のアルバム、まさしく名作。

 

1番めの「旅に出よう」
まさしく僕の応援歌。

2番めの「小さい花」
4番めの「夢」
8番めの「一人になると」

全て情景が浮かんでくる。

 

 

 

 

フルアルバムでアップしてます。

全ての楽曲が
素晴らしいから
聴いてください。

 

寺田十三夫 「雨」
1972年

 

雨の降っている日は
ひとりぼっちの部屋で
窓の外を見ながら
僕のギターを弾きましょう

 

庭の濡れた落ち葉は
冷たい雫の中で
何を話してるのか
僕は静かに待ちましょう

 

明日はきっと雨も上がるから
君と会えるね
明るい庭で

 

風の向こうの君は
ひとりぼっちの部屋で
何を見つめているのか
僕は静かに待ちましょう

 

明日はきっと雨も上がるから
君と会えるね
明るい庭で

 

雨の降っている日は
ひとりぼっちの部屋で
窓の外を見ながら
僕のギターを弾きましょう。